2021年の6月から福岡県の食品衛生施行条例が大幅に改正されているのをご存知でしたか?
今日はその中でも飲食店を開業される皆さんにとって身近な事例を上げていきたいと思います。
スイングドアが要らなくなった?!
今までは保健所の検査では客席と厨房を区分けするために必要だったスイングドアありましたよね。
このスイングドアって意外と予算がかかります。
ほんとに予算が無くて簡易的で大丈夫見た目も気にしないってことでありましたら、店舗工事を行うときにでた端材などを利用して
仕切りのスイングドアを簡易的に設置したりすることもあります。
こんな感じです
検査を通すだけで大丈夫って仕様ですね。
でも使い勝手はよくありません。
先日、このスイングドアの件について
cafeを開業されるお客さんから教えて頂いたのですが
保健所で話を聞いたら、このスイングドアは
ホール(客席)と厨房の区切りに段差を設けるか
床の色を分けて区別していたら必ずしもスイングドアは必要ありません
ななななな
なんと!!!
ホントですか???って思わず聞き返した位びっくりしました。
で
物件の性格上厨房には段差をつける必要がありましたので
条件としては一応クリア
でも
実際にこれで保健所さんの検査員がOK出すのかは不明な状態で不安でしたが
検査は見事クリア
ってことで
店舗工事業者としては
何がどうなっているのかちゃんと把握しておかないとってことで
保健所へ電話して詳しく教えてもらいました。
先日引き渡し完了したカフェバーのカウンターと厨房ですが
段差を設けたためこのお店にはスイングドアは設置せずに検査はパスしております。
こういったことは
ある種、実際に店舗を出すお客さんの方が詳しいこともあるあるだったりしますが
まあ
私達が知らないで良いことはありませんから、とても勉強になりました。
一応
私が確認した保健所は福岡のものなので
全国的に他県ではどうなっているのかはわかりませんので、所轄の保健所に必ず事前ヒアリングすることを
おすすめします。
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