たまに(と言うか、、、結構良く)お問い合わせや現場でお話を伺ったときに
「自分たちで出来る事は自分たちでやりますので安くしてください。」
「知り合い(親・後輩・友達」に大工がいるので、そっちの方は工事から抜いてもらえますか?」
とかとか言われる事がアリます。
少しでも工事費用が安くなればと思っておられる事は理解しますし分かります。
そういった事情がある場合
結論としては
それでは私はイヤですね。
もっと詳しく言うならば
自分たちのチームに知らない人がいきなり入ってきて、ルールを無視したり、チームワークを尊重してくれない
なんて事が迷惑です。
今年のリオオリンピックで男子100Mリレーのチームが史上初の銀メダルを獲得しましたよね。
あれって
普段はそれぞれがバラバラに活動しているアスリート達の集まりです。
自分(個人)で9秒台を叩き出す事を目標として日々頑張っている人達が「ある時期のみ」一つのチームとなって
活動します。
開催一週間前とかに結成されたチームでは無いことは素人の方でも分かること。
いわば普段はライバル同士の選手たちが、ある一定の目標の為に集結して練習を重ねます。
単独の100m走では誰ひとりとして決勝まで進出できなかったのに、チームワーク(バトンワーク)で銀メダルを勝ち取る事ができたんですよね。
何が言いたいかといいますと
飲食店を作る為の内装工事だってそれと同じ考えなんですよ。
福岡内装センター株式会社って言うチームの中には、それぞれの職人さんたちがいます。
その職人さんたちは、ただ自分たちの仕事のテリトリーだけを見ている訳では無いんです。
うちの会社の経営理念の中に
「自分の前と後ろに人がいる」
って言う言葉がアリます。
つまり
自分勝手な事(工事仕上げ)をしていると、前の仕上げをしてくれた人の仕事を汚してしまったり、ダメにしてしまったり
自分の後に控えている工事の担当の職人さんがやりずらい仕上げをしていたら、それこそ余計な手間や費用や日程が必要になってきたりします。
この様な事が起きないために何をするか??
それは
チームとしての意識を高める事が大事。
あなたが勝手にすることがどれだけ皆に迷惑が掛かるか?って事を伝えます。
そして理解してくれた人たちとチームを結成します。
それが
「チーム福岡内装センター」
になっているんです。
でも
コレにはとても、時間がかかります。(かかりました)
「よその業者さんと一緒に仕事したくない」って事は、とても閉鎖的に聞こえてしまう恐れもありますが
そうでは無くて
究極を言えば
「 満足の行く工事をしてお客さんにお渡ししたい 」
って事になります。
工事開始の一番走者からアンカーまで誰一人として、チームワークを乱さないチームづくり。
いつもそうやって工事をしているから、お客さんが連れてくる大工さんや知り合いの方に急にチームに加わるって言ってもらっても困るんです。
トラブりたくないんです。
後悔もしてほしくないんです。
私の経験上の話しですが、、、、、(結構思い当たる方いると思いますが)
友達や身内の人に大工さんが居るからって言って、工事を依頼したは良いが・・・・・
結局最後は泣きを見たって人沢山います。
それは一体何故か??
関係性が近すぎるからかもしれません。
近すぎて、良く起こる現象としては
■ 身内(友達)だから安くしてくれるだろう
■ 身内(友達)だから任せていれば大丈夫
■ 身内(友達)だから何かあって時に直ぐに対応してくれるだろう
■ 身内(友達)だからサービスしてくれているだろう
■ 身内(友達)だから他の業者さんより良いはず(えっ??ホントにそうですか??)
どうですか?
思い当たる節ありませんか?
これが先ほど書いた「あなたが最後に泣きを見る」結果になるスパイラルなんですよ。
何故か?
多分ですが、あなたから工事を請けた友人や身内の人に
「それほど責任感が無いから」では無いでしょうか?
あなたが思っているよりも、そういった人たちは結構軽めな気持ちで工事請けますよ。
以上の理由から
私の現場にチームではない人に来ていただくのはNGとさせて頂いております。
最後に気持ちよく「工事終わりました!!」って言いたいからですね。