カフェの床フロアタイル貼り事例 in福岡

caffe 床タイル貼り 福岡 予算別施工事例

福岡市中央区舞鶴で2月13日からcaffe開業の内装工事を開始してから40日が経とうとしています。

今回、オーナーさんがカフェを開業する物件の前のお店も喫茶店だったんですよね。

その喫茶店は30年以上もそこで営業して居たらしくて、全てが古くて新しいオーナーさんのコンセプトにはとてもそのまま使い回す事ができず、解体工事から開始したので、通常よりも少しだけ時間がかかっています。

カフェの床デザイン

今回、caffe Hさんで使用しているフロアタイルは、東リのフロアタイルで品番はコチラ。

MSフレッシュ300角2mm厚

MS5508(黒)
MS5501(白)

このフロアタイルを45度斜めに貼っていきます。

いつも思うのですが、東リの床材は本当に品質が良いです。
扱いやすいっていうか、貼りやすいんですよね。

接着剤にしっくり馴染むというか、本当に仕上がりが良いです。

オーナーさんは、とても床材にはコダワリを持たれていたので、各メーカーのショールームに足を運んで吟味してこのtileに決めたそうですので、目利きが素晴らしいですよね。

お店って、本当にこだわればこだわるほど、良いものが出来上がります。

こだわるからと言って、費用がたくさんかかるのか?って言うと全てがそうとは限りません。

予算には限りがありますので、代替品や他のアイディアを提供しながら、省けるところは省き、お金を掛けるべきところはお金をしっかりと掛ける。

これが良いお店づくりだと思っています。

生産ストップ商品に注意

サムネでは、少しだけtileが貼られていないと思いますが、それにはちょっと理由が有りまして

白いタイルと黒いタイルがこの分だけ足りなかったんですよね。

床の職人さんから、足りませんよって連絡が来たので、問屋さんに連絡して、直ぐに手配してもらうようにしたのですが・・・・

良からぬ連絡が来て、「黒は大阪にあるけど、白は只今欠品中で生産がいつになるかわからないそうです」

との回答に

背筋が凍りつきました・・・・

オープンに間に合わない・・・

この事態を正直にオーナーさんに話さないと行けないと思い、直ぐに事態の連絡をしました。

メーカーや問屋さんは、販売している商材が欠品している状態を申し訳ございませんと謝罪はしてくれますが、それはそれ

私からしてみれば

材料が足りなかったことも想定して、なぜ事前に在庫確認をしなかったのか・・・とすごく反省しました。

事態を知ったお客さんは、どんな気持ちになるだろう・・・・・
タイルが貼られてない状態のままオープンするわけには行きませんから、最善の提案をさせて頂きましたが、どうしてもあのタイルが好きだからと言って

「倉石さん、仕方ないですよ。タイルが来るまでは、同じタイルの色違いを貼って対応しましょう」

と怒るどころか、とても優しく理解をしてくれたのです。

泣きそう・・・・

ってか

少し泣いたかも

みんなに助けられ

そんな中、僕が相当困っている状態を知っている問屋さんが全国のデーターを調べてくれたり、色々手配してくれたり、そうとう頑張ってくれたお陰で

あるところに取りに行けば手に入る

って事になったのです。

今までこんなに感動したことなかったんじゃないか?って位に感動して、これほどまで感謝したことなかったんじゃないかってくらい、問屋の営業の方に感謝しか有りませんでした。

データでは全国どこにもなかったはずなのに、20枚だけ確保できましたと・・・

その代わり、取りに行かなければ行けないのですが
そんなもん、当たり前に取りに行きますよね。

不十分なママの状態で、オープンを楽しみにしているオーナーさんの店をオープンさせることはできない

それだけの気持ちで走りました。

今日無事にすべてのタイルが埋まったのです。

残りは、僕が貼ったのですが、斜め貼りは久々だったので
たったこれだけの面積に二時間位かかっちゃった(笑)

でも仕上がりはバッチリ!!

お客さんにもとても喜んで頂いて
それだけでお腹いっぱいになった一日でした。

GOOD DAYです!!!

忙しい毎日が楽しいです。

お客さんから

倉石さん寝てますか?
ちゃんと寝てくださいね

って言ってくださって本当に優しいオーナーさんです。

こういったお客さんには、本当に全力以上でやりきりたいって思います。

引き渡しまで後数日になりましたが

引き渡しの日が一番悲しいとき

って言う感情を久々に感じそうです(笑)

 

 

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