今日は飲食店カウンターの高さをどうやって決めればよいかわからないって言うオーナーさんのための記事ですので、このブログを最後まで読んでいただければ、きっと理解していただけると思います!
このブログと関連した「カウンターの高さについて」と言う記事になりますので、こちらの記事と合わせて読むともっとわかりやすくなっています。
うどん店カウンターの作り方 | 福岡飲食店内装センター (tenpo-naisou.jp)
カウンターの高さは大まかに二種類あります
飲食店のカウンターの高さを決めるには、オーナーさんが自分の好きなように勝手に決めるわけには行かないんですよ。
それにはちゃんとしたルールがあります。
ハイカウンター
ハイカウンターを採用する飲食店は全ての業種において採用はされますが一般的に
BARやカフェでも厨房に面しているカウンタ席の他にもテーブル席を設ける場合もありますよね。
その場合は往々にしてローテーブルにするパターンが多いです。
ローカウンター
ローカウンターを設置する飲食店としては、これも全ての飲食店において適用されやすいですが
でもまあ、つまり飲食店のカウンターはこの二種類に別れます。
使用する椅子で決まります。
※補足ですが、厨房に面したカウンターの場合一概に椅子だけの理由ではありません。
これも前回のブログ記事で出した資料ですが、この図面では椅子の座面の高さが45センチのものを使用しています。
その座面から測って27センチから28センチプラスした高さがカウンタートップの高さとなるのです。※業界の定義では25〜30センチと言われていますのでこの範囲ですね。
もう・・・・これは絶対です。
この範囲より低くても高くても食事がしにくいカウンターとなってしまいますから要注意!
ためにし、自宅のテーブルと椅子を測ってみてください。
もしその家具がセット品ならきっとこの範囲内に収まっているはずです。
そして、これはローカウンターの場合の寸法ですが
ハイカウンターの場合は、ただ単純に椅子の高さが高くなるからハイカウンターになるのです。
つまり
ハイカウンターの場合、椅子の座面が70センチの椅子だったとしましょう。
その70センチに27センチ足すと97センチがカウンタートップとなるのです。
もし業種がBARなら、あと2センチくらい下げても問題ないかもですし、BARやカフェなど椅子に座ったお客さんが足を組むことが想定されるのであれば、その高さも想定しておく必要がありますね。
カウンターの高さで居心地が変わってきます
このように、絶対的な数値で決まっているので、この数値から外してしまうと、飲食がしにくいお店になってしまいますし、逆にこの高さ関係を守っておけば大丈夫ですね。
カウンターの高さは椅子が決まらないと決まらない
って事でまとめますが
内装業者の方に、カウンターの高さはどれくらいにしますか?って聞かれた場合はちょっと危ないですね。
正しい質問の仕方としては、「カウンターの高さを決めたいので、どのタイプの椅子をお使いになりますか?高さが分かれば教えてください」っていう内装業者が正解です。
その質問が無いとすれば、私が今日書いた内容を理解していない業者だからですね。
そうなった場合、逆に教えて挙げないと大変なことになります。
例えば、先にできてしまったカウンターの高さに合わせて椅子を購入しないと行けない事もありますから、なかなかお気に入りの品物ではなかったり、高さが合うものがなかったり・・・・・
大変なんです。
だから、カウンターの高さを決める前には、必ず椅子はどれを購入するか?
これをしっかりと先に決めておく必要があるのです。
このことを熟知してお客さんが居心地の良いカウンターに仕上げてもらってくださいね!
補足
あまりおすすめしない椅子があります。
それは、ガス式や空気式で上下するタイプの椅子ですね。
高さが決まらなかったり、安いからと言う理由でこのタイプを買う人がたまにいますが
この椅子の欠点としては、座るまえと座ったあとで高さが変わってしまうってことです。
高さが固定されにくくふわふわしているので、体重が荷重されると重さで沈み込んでしまうからです。
これはあまりおすすめしないので、なるべく避けるようにしてくださいね。
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