今回は太宰府市にてうどん屋さん開業の内装工事について書いていきます。
これからうどん店の開業を目指している方にとっても有益な記事にしていきますね。
スケルトン物件からの内装工事
今回のオーナーさんが契約した物件ですが、前のテナントはマンガ喫茶から退去時にスケルトン状態にしてからの引き渡し物件なので、いわゆるスケルトン物件ですね。
このブログでも以前から何度と無く「居抜きが良いのかスケルトンが良いのか?」の記事は書いてきましたが、それはいろんな条件にもよりますから気になる方は、こちらの記事を読んでみてください。
→ 飲食店の居抜き物件とスケルトン状態の物件ではどちらがお得か?? | 福岡飲食店内装センター (tenpo-naisou.jp)
トイレがある物件はお得です。
この物件ですが、スケルトンとは言えなんと!トイレがそのまま残っているんですよ!
テナントにトイレが最初から設置されているなんて、これは超メリットです!!!
飲食店舗の内装工事費用で大掛かりにお金がかかるのは、電気工事と空調工事と水道設備工事なんですよね。
この3点セットがフルコースで絡むと、工事費用はおおきくなるって事は覚えておいてください。
物件によっては、スケルトンだけどエアコンが残されているとか、照明器具はそのままとか
今回みたいにトイレは残されているなどの物件はかなりお買い得です。
商業ビルや雑居ビルでは、共用トイレのパターンもありますから、その場合はトイレを作るという作業が省かれますのでその分、工事代金は低く抑えられてそれもかなりラッキーです。
それと、トイレを作らないで良いってことは、店内スペースが広く使えるって言うメリットもありますよね。
厨房床の作り方は二通りあります
今回の工事の進め方は、先ずは厨房になるスペースに給水管や排水管、ガス管を仕込むことから初めて、それが終われば床を閉じます。
ラーメン店など重飲食店の場合の厨房床の作り方
ラーメン店などの飲食店の厨房では水やお湯を多く使いますよね。
水分を使う分、床も水に強い素材で作ることが求められますが、それもそのお店がどのような形態の飲食業なのかにもよって床の作り方も違ってきます。
麺を茹ででからお湯切りをバシャバシャ床に向かってやるのであれば、床はモルタルで作る必要があります。
比較的料理がシンプルな飲食店の場合の厨房床の作り方
重飲食店とは反対に、お湯や水は使用するものの、作る料理がシンプルなものを提供するお店の場合はそこまでガッツリとした床で無くても大丈夫です。
ガッツリとは、先程の写真のような状態のことですね。
あれはかなりの費用もかかりますし、正直な私の考えで言うと、モルタルの床はあまり衛生的では無い気がしてます。
水やお湯をふんだんに流せるかわりに、いつまでもジメジメしていたり食材のカスが床にいつまでも残っていたりするんですよね。
それは、害虫の餌になるんですよ・・・・・・
なので、僕としては、よほどのこだわりが無いのであれば工事費用も抑えられる乾式床をおすすめしています。
乾式床とは、コンパネなどを使って床を作ることを言います。
木材を使用するので作業は大工さんのお仕事ですね。
大工さんが作ってくれた床の上に、水分に強い塩ビシートを貼って仕上げて行くのです。
この方が断然費用も抑えられますし、衛生面でもモルタル床よりは良いって僕は思っています。
この作業が終わると、いよいよ壁を作ったりカウンターを作ったりしていきますので、うどん店が完成するまでの道のりを書いていきますね。
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