「今のテーブル席とお座敷の使い勝手がとても悪くって・・・・・」
そんなお問い合わせから実際に現場へお伺いした所、お店はご主人と奥様で経営されておりご本人様達は相当本格的にお困りのご様子でした。
ずっと前々から、お客さんからの要望もあって「座敷とテーブル席を掘りごたつにしなければね〜」とは考えていたようです。
さて、この状態からどうなるか?
工事内容一覧
■ 既存解体工事
■ 大工造作工事
■ 塗装工事
■ 塩ビ畳シート貼り工事
■ テーブル新規造作工事
では、まずは既存のお座敷から解体作業。
床の中の状態は壊してからでは無いとハッキリとわからないから、そこが解体工事を伴うリニューアル工事の怖い所。
壊してみてから「あっ・・・」って言うこともたまにあったりしますから怖いです。
今回は、このテーブルでお鍋料理提供するときにガス台を設置していたとの事で、ガス管が有ることは認識していたのですが、実際に解体してみて床下に収められない(費用面と時間に余裕が無いことから)状況でしたので、施主同意の元、造作で賄うことにしました。
【解体前の状態】
真ん中に蓋の様な物がありますよね。 怪しさ満点です(笑)
【解体後の状態】
既設のガス管を造作で収めていますが、利用者の脚の位置には支障が無い事を確認してからの作業です!
テーブルは今のモノをそのまま利用したい
「小上がりのテーブルはそのまま利用したいから何とか使えるようにお願いします」お客さんからの要望でしたので、
「はい! 承知いたしました。 お安い御用です!!」って事でそのまま再利用出来るように、既存の床の開口寸法を決め開口。
さらに、もっと以前より使い勝手がよくなるように、少々テーブルに加工を加えておりますm(__)m
いわゆる料理で言う「隠し味」的なモノですね。
店舗の内装工事にはそういったモノも必要だと思ってます。
さてさて。。。。
お隣のテーブル席はどうなっているか・・・・気になりますが。。。。
ちょっと余計なカウンターがアリますね。これは一部解体になります。
この部分
で、その解体したカウンターを後で再利用しますのでその状態は後ほどご紹介いたしますね。
だんだん形になって来ました
なかなかよい感じですよ!!
いよいよ 完成です
もう一度最初の状態を。。。。。
完成!!!
いや〜〜
相当良い出来じゃないですか!
さて
ここで、前に書きました、カウンターを解体したものを再利用のご紹介です。
まずは解体前の状態
解体後の完成状態
解体後のカウンター、、、、一体どこの再利用したのか???
答えはコチラ!
どーですかこれ!!!!!
これ
我ながらナイスアイデアだと満足してるんです。
エコを意識しましたって訳ではないですが、「限られた予算の中でやりくりする」事と、「同じ材料を使用する事で今の雰囲気から離れない」事がうまく出来たと思ってます。
ハイ
福岡内装センターにお店のリフォーム工事をご依頼された経緯も、お店のオーナーさんが、費用をかけてでもお店に足を運んでくれる人達の為に、少しでも快適にという思いから始まっています。
その経緯と想いをしっかりと把握しているからこそ出てくる、「隠し味的な要素」だと思ってます。
内装工事の依頼者となるべく同じ目線(想い)になって、何が一番ベストなのか?を考える事が大事なんですね。
こんな仕上がりになるから、内装工事は楽しいです!!
豆知識
今回仕上げ材に使用した、畳シートのご紹介。
これは私が良く使用する材料なのです。
塩ビなので、本物の畳(い草)では無いので、ニオイはしませんが、そのメリットを少しご紹介しますね。
■ 塩ビなので、飲み物や食べ物をこぼしても染み込まないから、直ぐに吹ける。
■ 安価
■ 複雑な形状でも施工可能 → 畳では不可能な場合があるし、費用も高くなる
■ 色も2色選べる → モダンな茶色とベーシックない草色
■ 弾力性がある → 弾力性に関しては本物の畳の方が優位ですが必要十分だとおもいます。
■ 張替えが容易 → 不特定多数の人が利用するお店ですので本物の畳では劣化時期が早いですよね。表替えの費用がかかるからといつまでも放っておくお店かなりありますが相当印象は良くないです。
以上のことから、私はこの塩ビ畳シートを良く利用いたします。
でも一点注意したいことは、塩ビですから「火に弱い」のでタバコの灰とかにはダメです。。。
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0120−713−504(ないそう こおじ)まで。