ラーメン屋など油を多く使う重飲食店の床はとにかく滑ることがネックです。
そこで働く従業員だけが注意すれば良いだけでは無く、ホールの床も滑ってしまっては、食べにくてくれているお客さんが滑って転んでしまう可能性もありますし、「実際にお客さんが転んでしまったことがあるって大変だった」言うオーナーさんもいらっしゃいます。
なので今記事では、ラーメン屋にとって滑りにくいおすすめの床材とは?
という事で描いていきますので、店の床が油で滑ってしまって困っている飲食店のオーナーさんは最後まで読んでいって参考にしてください。
飲食店舗に使われる床材の種類とは
先ずは、飲食店の床仕上げでよく使われる床材にどんな床材があるのか見ていきましょう。
塩ビシート系(長尺シート・リノリウムシート)
塩ビシートとは、塩化ビニル製のシートの事で、業界では長尺シートとも言いますし、バレエやダンス業界ではリノリウムシートということもあります。
シートの横幅は1m80㌢程度で長さは大体9mを基準にそれ以下で任意の長さが指定出来ます。
塩ビシートはとても汎用性が高く人気のある床材で、耐水性もありますので
値段も比較的安価なタイプもありますので、コスパは良いですね。
塩ビシート(クッションフロアシート)
クッションフロア、別名CF(シーエフ)と呼ばれる塩ビシートですが、こちらは、おそらく内装業界の床材の中でも一番安価なタイプの床材となります。
表面のプリントもリアルで、多種多様な色柄をプリントできるため、飲食店の床で利用される夜も、ショップの床や住宅の床に利用されることが多い床材です。
安くて選択肢の多い床材ではありますが、デメリットとしては、耐久性が低いので飲食店の厨房の床材には不向きですね。
もしCFを飲食店舗に使用するなら、トイレが一番利用価値が高いでしょう。
塩ビシート(防滑シート)
塩ビシートの種類に防滑シートと言うくくりの塩ビシートがあります。
防滑シートというくらいですから、普通の塩ビシートよりも滑らない(滑りにくい)特徴があるのですが、これは主にマンションの共用廊下や外部階段・屋内屋外プールなどに使用されるシートです。
表面がでこぼこしているため、汚れが溜まりやすく掃除も容易では無いため、見た目もおしゃれでは無いため飲食店のホールには不向きです。
フロアタイル
こちらは、飲食店やテナントでは一番人気のある床材です。
タイル形状ですので、デザイン貼りが豊富に出来、耐久性は抜群にあります。
木目調のウッドタイルというものもありますので、素人では一目見ただけではフローリングと間違えてしまうくらいリアルなプリントが特徴です。
耐久性が高いので、多くの人が行き交うショップや飲食店(フードコート等)におすすめですね。
耐水性はあるのですが、タイルとタイルの隙間から水分が浸透する可能性もありますので、良く水がかかってしまう場所での使用は不可です。
タイルカーペット
ラーメン屋等の重飲食店舗でタイルカーペットを使用する事例はほとんど有りませんし、おすすめは出来ません。なぜならば、カーペットですので、基本的に拭き掃除が出来ないのです。
油と水で汚れたら専門の清掃会社に依頼して専用の機械で洗ってもらうことになるでしょうし、汚れてくると不衛生ですので、タイルカーペットは飲食店では不可です。
しかし、BAR・喫茶店・カフェ・ラウンジ等であればタイルカーペットが使用できる、いやおすすめできることもあります。
ラーメン店におすすめな床材とは
内装材メーカーの最大手、サンゲツから販売されています、フロテックスシートご存知でしょうか?
このシート実は、あの誰もが知っているであろうビッグなチェーン店「餃子の王将」の 近鉄奈良駅前店に導入されているんです。
餃子の王将といえば、ガッツリなラーメン店であり中華料理店ですよね。
料理のときには油を大量に使用すると思います。
王将は全店舗ではタイルカーペットを使用していたそうで
そんな餃子の王将がフロテックシートを採用したと言うことはとても明るいニュースです。
フロテックシートの特徴とは
そんな餃子の王将も導入を決めたくらいの床材フロテックシートの特徴を見ていきましょう。
数値が大きいほど滑りにくいことを表しています。
優れた防滑性の条件とは、「乾燥状態」と「水+ダスト」の防滑性能の差が小さいことです。
どれくらいの効果があるのか不安
うちの店でどの程度の効果があるのか不安だと言うオーナーさんは、ご安心ください。
福岡飲食店内装センターへご相談くだされば、フロテックシートのサンプルを持参いたします。
もし、この床材で長年の悩みが消えればこれほど喜ばしい事は有りませんよね。
お問い合わせは、飲食店内装センターの公式ホームページからフリーダイヤルにてご連絡ください。