どんなお店にしたいですか?一念発起して寿司店を開業するオーナーさんのご要望をお聞かせください
寿司屋はカウンターが命です
私よく言うんですよ。
例えばBAR開業されるオーナーさんに
内装工事のご依頼を請けた時
BARはカウンターが命ですよってですね
これと一緒で
BARもそうですが
お寿司屋さんのカウンターだって同じです
寿司店はカウンターが命
ですよね?
やはり職人さんが握ってくれる本物のお寿司は
圧倒的な存在感のある一枚板のカウンターで食たいものです
そもそも
お寿司屋さんに行こうって言うのは
一般家庭では結構なイベント事ですから
寿司屋に行くのは特別な日なんです
寿司店開業を予定されているオーナーさんは
ご予算とも相談にはなるでしょうが
是非
無垢の一枚板を検討されてください
これを入れるのと入れないのとでは
お店の雰囲気が全然違ってくることは間違い有りませんからね
漆塗りの付け台
先日、福岡市内で寿司店の開業を予定されている
オーナーさんと打ち合わせしている時
色々な業界のお話も教えてもらいました
その中で
漆塗りの付け台について
興味深い話があったので共有しますね
そのオーナーさんは
他県の高校を出てから直ぐに
個人が経営する福岡の寿司店に
修行に入ったそうです
とても厳しい親方さんだったそうですが
そんな時を経て20年の間
ホテルの中にある寿司店や
イベント的なやつで出張握り寿司とか
様々な環境でお寿司を握ってきたそうな
豊富な経験値から
自分の店ではこういうカウンターにしたい
イメージはバッチリ出来ているのですが
メインのカウンターには
やはり無垢の一枚板は使いたいと
で
昔ながらの寿司店のカウンターで見かける
漆塗りの付け台の話になりました
もともとこのオーナーさんは
自分の店では付け台は要らないというリクエストがあって
理由は様々教えてもらい
お客さんとの距離感とか
ネタケースのあるカウンターはちょっと・・・
その他諸々
どれも納得の行くものでとても勉強になりましたね
で
付け台は要らない話の時に
漆塗りの話がでて
黒いうr漆塗りの付け台は
もちろん黒い下地に寿司が乗っかると
とても映えるんですよね
でもね
握った寿司を漆塗りの付け台に置く前に
布巾でサッと吹き上げるんですが
その拭き跡が残るんですよ・・
その残った拭き跡が気に入らない
更にいうと、すし飯って当然お酢が入ってますから
付け台が酸化しちゃうんですよ
それが経年劣化していくととてもきれいに見えなくなるし
黒い漆塗りの付け台は傷が目立ちやすいんですよ
こう教えてくれました
はあ〜〜〜〜
どれも初めて聞く話でめちゃくちゃ勉強になりました
やっぱりプロは違いますね
ネタケースのデメリット
ネタケースと寿司カウンターって絶対セットじゃないですか
一昔前までは
でも
カウンターにこのネタケースが無いお寿司屋さんも
結構増えてきているそうです
ネタケースって意外とメンテナンスに手間がかかるそうで
そういえば掃除とか大変そうですよね
で
設定温度によっては
ネタケースのガラスが結露しているお店も有りませんか?
あれはちょっと・・・・
だめですよね
衛生的にどうかと思いますし
客の不安をあおってしまいそうですから
ネタケースの結露には注意しましょう
どんなネタが有るのか
どれだけ新鮮なのか
アピールするには良いのかもしれませんが・・・
寿司店の内装で大切な事
寿司店開業の内装で大事な事
落ち着いた雰囲気を出す
一枚板カウンターにこだわる
客席との距離感を大切にする
付け場は舞台と同じ感覚を持つ
奇抜なデザインは不要
できれば焼き場は別に作る
等意識すると
なかなか良い内装になるとおもいます
今回は寿司店のカウンターと内装について
お話しましたので
では次回は
寿司店の物件選びについて
すごく大事な情報をお伝えしますね
次回のブログをお待ち下さい
寿司店開業の内装工事についてもっと
詳しく知りたい方は
福岡飲食店内装センターの公式ホームページを御覧ください
会社のポリシーや色々な工事事例も乗せてます