飲食店の内装工事で厨房を作る項目があります。
居抜き物件でもスケルトン物件でもグリストラップの設置でいつも悩まされるんですよね。
グリストラップをどこに置くのか・・・・
グリストラップを設置するために床を掘ったり、床上げをしたりすると相当な費用と時間がかかってくるのでそれは避けたいところですから、なにか良い方法が無いかってことで
今日は床置きグリストラップ設置事例をご紹介します。
床に置くだけでOKなグリストラップ
床を掘ったり床上げをしたりすること無く、厨房にグリストラップを設置できるのが床置き型のグリストラップの最大のメリットです。
写真の様に、台の下に置くことで設置可能なのです。
シンクの下に置く場合に注意すること
2槽シンクの下に床置き型グリストラップを設置する場合は、グリストラップとシンクの排水が干渉しないか確認することが大切です。
シンクの下には、スノコが通常あるのでそこに床置き型グリストラップを設置します。
しかし、その上にある排水管がグリストラップの蓋に干渉してしまい、グリストラップの蓋の開閉が出来ない場合があるのです。
その場合の解決策は2つ
一つは、グリストラップを外に出してしまうことです。ただし置き場所があればですから、これは結構出来ない場合が多いので注意したほうが良いです。
2つ目はシンクをオーダーすることです
グリストラップの蓋が干渉しない様にシンクの排水をずらして貰ったり、シンクの槽を浅く作ってもらったりして対応するのです。
こうすることで、床置き型グリストラップが設置出来ます。